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【種明かし】ストローの手品|難易度★★☆☆☆|タバコやエンピツでも出来る手品・テクニック

今回解説する手品は[ストローの手品]です。

現象
マジシャンが空中から1本のストローを出現させます。消したり、現れたりを繰り返し、最後には飲み物が出現してしまいます

ストロー1本あれば工作してすぐに演じられるお手軽手品です

この記事は

  • はじめて手品を覚える方
  • 手品道具を持っていない
  • 経費がかけられない
  • 座りながら、指先のトレーニングをしたい
  • 指先のリハビリをしたい
  • たくさんの人に一度に手品を教えたい

以上に該当する方には
オススメです。

ぜひマスターして覚えてください。

用意するモノ

  • 長さ8.5cmのストロー 2本(普通のストローをハサミで切って作ります)

 

 

準備

ストローをカットする

ストローをハサミで、カットします。

長さは85mm(タバコと同じ長さくらい)が演技がしやすくオススメです。

 

ストローと飲み物をセットする

あらかじめ、

  1. 右ポケットに手で隠せるサイズの飲み物
  2. 左ポケットにストロー1本
  3. 右手にストロー1本

をセットしておきます。

 

右手のストローの持ち方

親指の第一関節あたりと、手のひらでストローを保持します

 

実際にお客様側から見ると、親指の陰にストローが隠れて見えません

 

※演じるときは手の角度に気をつけてください

少しでも角度が悪いと、ストローがお客様に見えてしまいます

 

演じ方

手品全体の流れは以下のようになります。

  1. 両手が空であることを見せる
  2. 空の手からストローが出現
  3. ストローを左手に押し込む
  4. ストローが消える
  5. 両手を改める
  6. ストローが改めた空の手から出現
  7. ストローを左手で握りポケットにしまう
  8. ポケットを貫通してストローが出現
  9. ストローをポケットにしまう
  10. ストローが出現
  11. ポケットにしまう→出現を何度か繰り返す
  12. 最後は飲み物が出現

基本的流れはこんな感じとなります。

文章で読むと複雑な感じがしますが、

全体の流れがわかってくると、

お客様の反応を見てアドリブを入れやすい手品でもあります。

 

それではもう少し、

ストローの手品の演技に関して、

詳しく解説していきましょう。

【演技映像】

実際に瀧川一紀が演じている映像をご覧いただけます。

 

演技1 空中からの出現

ストローを右手で隠し持ったまま登場してきます。

 

 

空中を指さして、何かをつかみ取る演技をします。

 

 

中指を曲げて、ストローの内側にあてます。

そして、中指を伸ばして、右手の指先に隠し持っていたストローを出現させます。

 

 

 

演技2 ストローの消失1(プルアウェイ・バニッシュ、The Pull-Away Vanish)

ストローを右手の指先に保持したまま、体の正面に持ってきます。

 

 

ストローを左手の拳の中に押し込みます

 

押し込みながら、体を正面から左側に向けます

 

この時、右手の人差し指と中指でストローをつまんで、拳の中から抜き取ります。

※写真は、横から撮影しています。

 

抜き取った後に、右手の人差し指でストローを左拳の中に押し込むジェスチャーをします。

 

 

左手を返して、おまじないをかけます。

 

この時に、右手の指先のストローをサムパームの位置に移動させます。

 

両手を同時に開き、ストローが消えたことを示します。

 

 

 

演技3 両手の改め(ストローが無くなったことを示す)

右手指先で、左手の付け根から指先にかけてさわります

 

 

 

左手を裏返しながら、右手にストローを左手のサムパームの位置に移動させます。

 

 

 

ストローを渡したら、右手をひっくり返して、ストローが両手から無くなったことを示します。

 

 

 

演技4 ストローの出現

左手を握り、右手で左手の甲をこすります

 

 

 

右手で、左手の甲をこする動きに合わせながら、神秘的に左手のストローを親指で押し出します

 

 

出てきたストローを右手の指先でとります。

 

 

 

演技5 ストローの消失2(ピボット・バニッシュ、The Pivot Vanish)

左手の指先にストローを持ちます

 

 

右手で、ストローを左手に押し込みます。

 

 

この時、押し込むふりをしてストローを左手から右手に渡してしまいます。

  

 

※ストローを渡し終えたとき、両手は写真のような位置関係になっています

 

 

右手を自然な状態にしながら、左手はストローを保持しているように握ります。

 

 

握ったふりをしている左手を、ズボンの左ポケットに入れます

演技6 ストローの貫通

左手をポケットに入れたときに、最初に入れておいたストローをとってきて、中指で保持します。

 

 

 

右手に持っていたストローをポケットの前で出現させます

 

 

演技7 ストローの増加

出現したストローを右手から左手に渡します。

 

 

この時、左手は写真の状態でストローを2本保持しています。

 

 

左手の指先のストローを、右手で取り上げます

 

 

右手のストローを右ポケットにしまったふりをします。

※ポケットに右手は入れますが、ストローは右手に持ったままです。

 

 

左手の持っているストローを、指先で起こして出現させます。

 

 

左手のストローを、ストローを隠し持った右手で取りに行きます

隠し持っているストローは、最初に出現させたときと同じ持ち方をしています。

 

 

 

右手の親指と人差し指で、左手に持ったストローの根元をつかみとり、右手に渡します。

 

 

【重要テクニック】秘密の動作

このストローをとる動作の裏側で、秘密の動作が行われています。

1右親指の先で保持していたストローを、左手の親指の先に移します。

 

2左手親指で、ストローを保持できたら、右手の薬指を伸ばして、ストロー全体を右手から左手に移してしまいます。

 

 

 

3右手でとったストローを、右ポケットに入れます。

 

 

4左手に隠し持っていたストローを、指先に出現させます

 

 

5左手のストローを出現させると同時に、ストローを持ったままで右手をポケットから出します

 

6 1~5の動作を何度か繰り返します

※この秘密の動作を習得できると、ストローを永久に出現させ続けることが出来るようになります

 

演技8 クライマックス

ストローを繰り返し出現させ、最後の時にストローで無く、右ポケットに隠していた飲み物をとってきます

 

 

 

秘密の動作1~2と同じ動きで、ストローを右手で取りながら飲み物を左手に渡してしまいます

 

 

 

右手のストローを口にくわえます

 

 

左手に隠し持っていた、飲み物を出現させます

 

 

出現した飲み物をストローで飲んで演技を終えます

ちょっといい話

今回解説した手順は

  1. 準備がいらない
  2. テーブルが無くても演じられる
  3. オチがしっかりしている

というメリットがあります。

 

この手品は、元々「タバコの手品」として演じられていた手順です。

タバコで演じる場合は、

  1. ストロー ⇒ タバコ
  2. 飲み物 ⇒ ライター

に置き換えて演じてください。

 

たきかわ
ストローの手品は、友達に披露したり、保育園で子ども達に披露する人にとっては、とてもおすすめの手品です。ワークショップなどで大勢の人に手品を教える人にもオススメです。
あや
練習が難しかったり、上手く出来ているかわからない場合はどうしたらいいですか?
たきかわ
そういったご質問は、気軽に下のコメント欄に書き込みください。お返事させていただきます。

 

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