今回解説する手品は[ウサギのジャンプ]です。
身近にあるモノでできる、とても簡単な手品です。
材料費もかからないため、ワークショップやレクリエーションなどで多くの人にマジックを教えなければいけないときに大人気のマジックです。
この記事は、
- 指先の運動をしたい(ウサギを工作する、手品を練習する)
- 色彩による自己表現をしたい(色を塗る)
- コミュニケーションのツールが欲しい(手品を披露する)
以上に該当する人にはおすすめです。
ぜひ覚えてみてください。
用意するもの
- 輪ゴム2本
- 薄手の画用紙
- 両面テープ
- 色エンピツ
準備
画用紙をタテ5センチ×横2.5センチに切り、二つ折りにして
両方に頭あわせになるようにウサギの絵を描きます
片面に両面テープを貼って剥離紙をはがし、
折り目部分に輪ゴムをはさみ、二つ折りにして接着します
演じ方
2本の輪ゴムのうち、1本はウサギの絵がついていることを示します
普通の輪ゴムを左手の薬指と小指にかけます。
ウサギつきの輪ゴムを左手の人差し指と中指にかけます。
ウサギの絵は手の甲側です。
左手の平を手前に向けて
左手の薬指と小指の輪ゴムをつまみ
人差し指と中指の輪ゴムに重ねます
2本とも手前(下向き)に引っ張ります
左手を握りながら★の空間に親指以外の4本の指先を入れて握ります。

指先にかかっている輪ゴムを見せないように注意して相手にウサギをよく見せます
「ウサギの特技はジャンプすることです。よく見ていてください」と言って
握っていた手を勢いよく開きます。
するとウサギは薬指と小指に移動しています。
不思議に見せるポイント
手品が出来るようになったら
次は、不思議に見えるように練習していきましょう
輪ゴムに指を入れるときにばれるんじゃないの?
この手品の重要な部分は
指先に輪ゴムをかけるところです。
2本の輪ゴムを引っ張って指を入れる時に、
「何かした」
と言われないために、
「ウサギはどの指にいますか?」とお客様に話しかけながら
手の甲をお客様に向けウサギをしっかり見せて確認してもらいます。
このときに、立てた手の裏側で輪ゴムを指先に入れてしまいます。
2本の輪ゴムを右手に引っかけた後は、自分の手を見てはいけません。
必ずお客様の方を見ながら演技を続けましょう。
できるだけお客様の方をみて、話しかけながら演じられるよう練習してください