今回解説する手品は[お金が増える手品]です。|難易度★☆☆☆☆|
身近にあるもので手品を披露するときに、大変重宝する手品です
この記事は
- はじめて手品を覚える方
- 手品道具を持っていない
- 身近にあるもので手品を披露したい
- ワークショップなどで教えたい
- 工作して覚える手品が知りたい
- 経費をかけられない
- たくさんの人に同時に手品を教えたい
- 座りながら、指先のトレーニングをしたい
以上に該当する方には、おすすめです。
ぜひマスターして覚えてください。
目次
用意するモノ
・わりばし× 1膳
・適度な大きさに切ったダンボール × 2枚
・輪ゴム × 3本
・100円玉 × 2枚 500円玉 × 2枚 1000円札 × 1枚
準備
工作編
ダンボールを「四つ折りした1000円札」より、ひとまわりほど大きいサイズに切ります。
これを2枚用意します。
写真のように、ダンボールの中心にわりばしをテープで上下とめます。
反対側にダンボールをもう一枚重ねて
上下を輪ゴムでとめます。
また、すべりにくくするため
根元にも輪ゴムを何重にも巻きます。
この道具を「パドル」として説明していきます。
演技前の準備編
1000円札を4つ折りにして、ダンボールからはみ出ないように輪ゴムでとめます。
さらにその上、手前側に500円玉お客さん側に100円玉をそれぞれ挟んで準備完了です。
以上で、準備は終わりです。
詳しい演じ方は、下をご覧ください。
演じ方
手品全体の流れは非常にシンプルです。
- パドルの輪ゴムに100円玉をとめる。
- おまじないをかけると100円玉が2枚に増える。
- 次にパドルに500円玉をとめる
- おまじないをかけると500円玉が2枚に増える
- さらにおまじないをかけると、何もないところに1000円札が出現する
基本的な流れはこんな感じとなります。
文章で読むと
わかりにくい部分もあるかもしれませんが
何回か練習したらすぐ出来るようになる手品です。
それではもう少し、
お金が増える手品について
詳しく解説していきましょう。
実演映像
実際に瀧川一紀が演じている映像をご覧いただけます。
映像はこちらからどうぞ
技法の練習 パドルムーブ
この手品に使う技法は1つです。
パドルの両面を見せたフリをして、片面しか見せないという技法です。
片側にだけ100円玉をとめて、普通に持ち上げると
反対側の何もない面が見えます。
これを、持ち上げる動きの中で半回転させて反対側にも100円玉がついているように見せます。
これをパドルムーブと言います
中指の第二関節に割り箸の輪ゴムを巻いた部分を置きます。
親指で押さえて、押し出してパドルを半回転させます。
この動きを、パドルを持ち上げながら行います。
戻すときは逆に親指を引いて半回転させながらパドルを下ろします
。
パドルムーブがこのマジックの基本であり、全てと言っても過言ではありません。
動きがスムーズになるまで練習してください。
演技1 パドルに何もついていないことを見せる
何もついていない面を見せて、パドルムーブをして両面に何もないことを見せます
演技2 100円玉をパドルにつけて、増やす
写真の位置に100円玉をつけます。
おまじないをかけて、パドルムーブをして100円玉が2枚に増えたことを見せます。
親指で表の100円玉、人差し指で裏の100円玉を持ち、前に滑らせて輪ゴムから外して100円玉が確かに2枚に増えたことをしめします。
演技3 500円玉をパドルにつけて、増やす
手前側に500円玉をつけて、おまじないをかけてパドルムーブをして2枚に増えたことをしめします。
します
500円玉も同じように親指と人差し指で押さえ、輪ゴムから外します
輪ゴムから外れたら横に引き抜いて2枚に増えたことを見せます
演技4 おまじないをかけて1000円札が現れる
パドルムーブをして、両面に何もないことを見せます。
おまじないをかけると言って、パドルを左右に振ります。
この時、手を右から左に動かすときに、親指で押して半回転させて1000円札を出現させます。
1000円札をパドルから外し、お客さんに示して演技を終わります。
解説映像 お金が増える手品
実際に瀧川一紀が解説している映像をご覧いただけます。
パドルムーブのタイミングやコツなどを詳しく
解説している動画はこちら
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