今回解説する手品は[指先のテクニックの練習 ボール編]です。
すべての手品の基本が凝縮されています。
通常は、「シカゴの四ッ玉」とか「ビリヤードボール」といった手品道具を購入して練習します。
こんな方におすすめ
- 経費がかけられない
- 手品道具を持っていない
- 落としても音が鳴らないほうがいい
- 座りながら、指先のトレーニングをしたい
- 指先のリハビリをしたい
- たくさんの人に一度に手品を教えたい
そういった方には、オススメの記事です。
用意するもの
- アルミホイル 幅30センチ×長さ25センチ
準備
アルミホイルを丸めて、直径3センチくらいのたまにします。
あまり綺麗に丸めず、でこぼこしている方が練習はしやすいです。
演じ方
丸めたアルミホイル(以下ボール)を
右手の人差し指と中指の間にはさみます。
薬指をボールの後ろに当て、
ボールを中指と薬指の間に移します。
小指でもおなじようにして、
薬指と小指の間に転がして移します。
中指をボールの上にあてて転がして
中指と薬指の間に移し替えます。
人差し指で同じようにしてボールをはさみ
人差し指と中指の間にボールを移します。
不思議に見せるポイント
ボールを指の間で移動させることが出来ても、
「出来ている気がする」⇒実際は全く出来てない
という状況に陥りやすい、勘違いしやすいポイントが2つあります。
- すべての指を毎回しっかり伸ばして、ボール移動が出来ているか?
- ボールは動かすが、ボールの位置は変わってはいけない
指をしっかり伸ばしているのか?
指の間でボールを転がすことが出来ても、
指が曲がったままでは出来ているとはいえません。
ボールは動かすが、動いてはいけない!
コレは、とても重要。
ボールを指の間に転がしているように見えますが、
実際は、ボールが固定されたまま指が移動しているんです。