手品を覚える、学ぶ、習得する上で、必ず理解しておかなければいけない事があります。
それについて、今回はお話ししていきます。
上手くなるために一番大切なこと
このブログは、
- マジックが上手くなりたい
- マジックを覚えたい
- マジックを披露したい
といった方が多く読まれていると思います。
手品を習得する上で必ず理解しておいて欲しいこと(一番大切なこと)があります。
それは、
「気づき」
があるかどうかです。

長年手品を教えていて思うことなんですが、
手品をされている方は、
- 私は出来てる
- 私は知っている
といった気持ちになりやすい傾向にあります。
ぜひとも
- できているだろうか?
- 伝わってるだろうか?
- 不思議に見えてるだろうか?
といった思いで、自分自身に問いかけるようにしてください。
ノウハウを知ることや、タネを知ることも大切ですが、
手品上達の鍵となるのは【あなた自身の気持ち】だということは忘れないでください。
手品における3つのステップ
手品は、気軽にはじめられて簡単にウケるという一面を持っているかも知れません。
でも、その前に手品には3つのステップが存在すると言うことをご存じでしょうか?
重要
- ①できる(現象を起こせる)
- ②見せる(人前で披露する)
- ③不思議に見える
とても大切な大前提です。
絶対忘れてはいけません。

マジックが上達するの定義
マジックが上達するということに関して、今一度定義させていただきます。
このブログにおいて、マジックが上達するとは
【③不思議に見える手品を②人前で披露することが①できる】
ということにしています。
ですからこのブログにおいては、
手品を披露するために、
すごく難しいテクニックを練習して習得できたとしても、
その手品が不思議に見えなければ、手品が上達したとは言いいません。
あくまで、このブログでは、
「不思議に見えるようになること」にポイントを絞って練習のコツをお伝えしていきます。
手品の知識を正しく理解する
プロアマ問わず、
おもしろくない手品をする人は、
手品に関する知識を、正しく理解していない傾向にあります。
このブログの表現を使うなら、
「気づきの少ないマジシャン」にそういう傾向が見られます。
手品を見ているお客様は、マジシャンが思っている以上に賢明です。
「おもしろいか?おもしろくないか?」
「不思議か?不思議でないか?」
手品を披露することに興味のない人でも、それくらいは肌で感じるモノです。
手品に関するタネを知っているとか、知らないとか関係ありません。
まずはこの現実を理解しておいてください。
そして、今お伝えしたことのことに関して、
「それくらい知ってるよ!」という感情で読まれた方は、注意が必要です。
少し前にお伝えした
- できているだろうか?
- 伝わってるだろうか?
- 不思議に見えてるだろうか?
といった自分自身に問いかける気持ちを持てていません。
しつこいようですが、とても大事なことなんです。
絶対に忘れないようにしてください。
この気持ちを持ち続けられる限り、
あなたのマジックは必ず上達します。
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