今回解説する手品は[現れる結び目]です。
ロープ1本あればすぐに演じられるお手軽手品です。
この記事は
- はじめて手品を覚える方
- 手品道具を持っていない
- 経費がかけられない
- 座りながら、指先のトレーニングをしたい
- 指先のリハビリをしたい
- たくさんの人に一度に手品を教えたい
以上に該当する方には
オススメです。
ぜひマスターして覚えてください。
目次
用意するモノ
- 長さ1.4mのロープ 1本
- セロテープ
全体約30m 太さ約11.0mm 柔らかく、しなやかで手品に使いやすいロープです。
携帯性に優れたケースに入っている点がとてもオススメです。カバンに一つ入れておけば、いつでもテープが綺麗な状態で使用することが出来ます。
準備
ロープをカットする
ロープはそのままカットをすると、写真のように先がほどけてきてしまいます。

カットするときは、必ず
- セロハンテープを巻く
- テープの真ん中を切る
をするようにしてください。

演じ方
手品全体の流れは以下のようになります。
- 1本のロープを見せる
- 左手にまとめてロープを持つ
- ロープを振ると3つの結び目ができる
基本的流れはこんな感じとなります。
文章で読むと複雑な感じがしますが、
全体の流れがわかってくると、
お客様の反応を見てアドリブを入れやすい手品でもあります。
現象がシンプルで分かりやすいため、
ロープマジックのオチとして演じることが出来ます。
それではもう少し、
現れる結び目の演技に関して、
詳しく解説していきましょう。
【演技映像】
実際に瀧川一紀が演じている映像をご覧いただけます。
映像はコチラからどうぞ









演技 スタート
ロープを左手で写真のように持ちます

右手でロープをすくうように持ちます。

右手で持ったロープを反時計回りに回転させて、左手に渡します。

同様にしてロープを後2回、合計3回かけます。


最初に左手で持ったロープの端を、重ねたロープの真ん中から取り出し、右手で持ちます。

右手でロープを持ったまま、左手のロープを指から離します。すると、ロープの真ん中に3つの結び目ができて、演技を終えます。

【解説映像】+ちょっといい話
解説映像では文章で伝えにくい、細かな部分をお話ししています。
- ロープを持つときの注意点
- 現れる結び目の作り方
- 結び目の位置を均等に作る方法
- 結び目が玉になって出来ない原因
など、全部で2分25秒ほどの解説映像です。
解説映像では、
上記の記事では解説していない細かい部分まで収録してます。
実際に瀧川一紀が解説している映像は下をごらんください
映像はコチラからどうぞ








今回解説した手順は、
- 準備がいらない
- テーブルが無くても演じられる
- 演技終わった後、繰り返しすぐに演じられる
というメリットがあります。
この手品の前に、「変化する結び目」という手品を演じることも可能です。


