今回解説する手品は［四つ玉ワンボールの手順］です。｜難易度★★★★☆｜
この記事は
- 本格的なマジックを演じてみたい
- マジックの基本をしっかりと覚えたい
- 指先の訓練をしたい
- 座りながら、指先のトレーニングをしたい
以上に該当する方には
オススメです。
ぜひマスターして覚えてください。
目次
用意するモノ
- 手品用の四つ玉ボール
四つ玉とはステージマジックの一つで、ボールが出現したり、消えたり、増えたり、変化するステージマジックです。
お子さんや手の小さな方はテンヨーのシカゴの四つ玉(小)
大人の方はMultiplying Ball
がオススメです。
素材が違うシリコン製のボールもあります。
シリコンボールは手に吸い付きやすいですが、重たいです。
また、使用して行くにつれ少しずつ汚れが付着していきます。薄い色のボールだと汚れが目立つかもしれません。
人によってやりやすいサイズや素材が違うと思います。
自分に合ったモノを見つけてください。
準備
［四つ玉ワンボールの手順］に準備は特に必要ありません。
演じ方
手品全体の流れは以下のようになります。
- 右手から左手にボールを落として渡す
- ボールを空中に投げると消える
- 両手が空であるとあらためる
- 左手の指先にボールが出現する
基本的な流れはこんな感じとなります。
「一個のボールが消えて出てくる」だけ
ですが、この一連の動きの中に大事な基本となる部分が凝縮されていますので
ぜひしっかりと練習してみてください。
それではもう少し、
［四つ玉ワンボールの手順］の手品の演技に関して、
詳しく解説していきましょう。
【演技映像】
実際に瀧川一紀が演じている映像をご覧いただけます。
映像はコチラからどうぞ
演技 １ ボールを左手に渡す
やや左を向き、写真のように左手の甲をお客さん側に向けます。
右手の人差し指と中指の間にボールを持ち、右手から左手にボールを落とすと同時に左手を握り、ボールを右手から左手に渡したように見せます。
実際は左手の甲と右手の間に落としています。
そのままボールは右手で軽く握りつつ左手を返します。
演技２ ボールの消失とあらため
ボールを空中に投げるジェスチャーをして両手を開きます。この時、右手の手のひらでボールをパームします
右手を左手に近づけてパームしているボールを移し、
移したら左手を返して
右手も返しボールを持っていないと、あらためます。
右手で左手の甲をなでるような動きで
右手の親指と中指薬指で
右手にボールを移します。
続いて左手の表も右手でなでるような動きであらためます。
演技３ パスとボールの出現
左から右に向き直る動きの真ん中くらいで右手から左手にボールをひそかに移します。
移したら右を向きます。このように動きの中で密かにモノを移すことをパスと言います。動きを止めることなく自然に行ってください。
左手のボールを体に押し付けて保持をしつつ、手を広げてあらためます。
右手を引くようにして指先にボールを出現させます。
解説映像 四つ玉ワンボールの手順
以下の解説映像では、
上記の記事では解説していない細かい部分まで収録してます。
実際に瀧川一紀が解説している映像は下をごらんください
映像はコチラからどうぞ
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