今回解説する手品は世界で最も売れた手品道具 [ダイナミックコイン|Dynamic coin Magic Trick]です。 |難易度★☆☆☆☆|
テンヨーマジック テイメント シリーズ 堂々のNo.1として、
世界で一番売れた手品道具 それが「ダイナミックコイン」です。
この記事は
- 簡単なコインマジックをマスターしたい
- プロの演じ方を学びたい
- ダイナミックコインはあるが説明書が見つからない、紛失したといった方
- 道具はあるけど全く使い方がわからない方
- くすんできたダイナミックコインをピカピカに戻す方法を知りたい
- トラブル発生!反対に入れてしまった!種が外れないときのはずし方!
以上のことが知りたい方には、おすすめです。
ぜひマスターして覚えてください。
目次
用意するモノ
- ダイナミックコイン
- 100円玉×2枚or7枚
不思議なのに、簡単にできるのが魅力です。
昔はダイナミックコインといえばテンヨーだけでしたが、今はDPグループも「ダブルスーパーコイン」という名前で発売しています
ダイナミックコインの特徴
- テンヨーマジックテイメントシリーズのNo.1商品
- 世界で一番売れているマジックグッズ
- 初心者でも簡単に演じられるコインマジックである
Amazonで調べると、プレミア価格をつけたメチャ高いバージョンがありますが
限定品として発売されただけで、演じれる内容は同じなのでコレクター以外にはオススメしません。
間違えないようにしてくださいね
普段、コインマジックはハーフダラーで演じていると言う方には
こちらのハーフダラーバージョンをオススメします。
※追記
最近では500円バージョンも発売されているみたい
500円玉で演じる場合は最後千円札2枚に変化させてもいいですよね♪
お金を使っているので、非常にウケの良いマジックです。
ぜひ買ってレパートリーに加えてください
演じ方
手品全体の流れは非常にシンプルです。
- 金属の容器を見せて、何も入っていないことを示す
- フタをかぶせておまじないをかけると100円玉が出現する
- 100円玉にフタをかぶせると、今度は移動したりお客さんの手の中で消えたりする
- 最後は100円玉を入れた容器を振っていると消えてしまう
基本的流れはこんな感じとなります。
文章で読むと
不思議さが伝わりにくいかもしれませんが
実際に演じた時の反応は抜群です。
それではもう少し、
ダイナミックコインの演技に関して、
詳しく解説していきましょう。
実演映像
実際に瀧川一紀が演じている映像をご覧いただけます。
映像はコチラからどうぞ
【解説映像】+ちょっといい話
解説映像では文章で伝えわりにくい、細かな部分をお話ししています。
これをやるのとやらないのとで、演技はすごく変わってきます!
どれもこれも他では解説してくれない、生きた知識です!
- タネの取り扱いの注意点
- 演技前の準備
- 100円玉を出現させたときの注意点
- 流れるような演技に見えるコツ
- ラストのコインを消すときの音を消すコツ
- お客様に渡して道具をあらためる時の注意点
- 100円玉5枚を出現させる手順の解説動画の見方
全部で約4分強の解説映像です。
実際に瀧川一紀が解説している映像は下をごらんください
とても有名なマジックですが、演じ方一つで非常にふしぎに見えるマジックです。
「動き」と「流れ」をしっかりとマスターするように心がけて練習してください。
トラブル対処|タネを反対に入れて取れなくなった!|はずし方
15年近くテンヨーマジックディーラーをしていると、年に数回
タネの部分を反対向きに入れて取れなくなってしまいました!
というお客様が来店されます。
こういう状態!
↓ ↓ ↓ ↓
リングをつけて叩いても、高さが足らないからはずれない!
反対向きにタネを入れてしまい、はずれないときに絶対してはいけない行動があります。
それが!
ペンチを使ってはずそうとしない!
ペンチを使うと、タネは外れるかもしれませんが、側面の溝に傷がついてしまい、手品を演じることが出来なくなってしまいます!
では、どうやってはずすのか?
昔から販売されている・・・とある「お菓子」を使います
知ってる?
そう、オリオンから発売されているミニコーラ(ラムネ)です。
この容器を使うときれいに外すことができます。
まずは容器のフタを外します。このときはラジオペンチを使ってね。思っているより硬いので素手で外そうとすると、怪我します。
フタが外れたら、そこに反対向きに入れてしまったダイナミックコインをセットします。あとは硬いテーブルや床に何度か叩きつけてください。通常のときと違って、しっかりとハマっています。かなり力強く叩かないと外れません。
外れると、筒の中にタネが落ちています。
あとは、二度と反対向きに入れないことを誓って、ダイナミックコインの手品を演じてあげてください。
もし、自分ではずすのが怖いといった方は、私のところに「返信用の封筒」と「切手」を同封して送ってください。私がはずして返送させてもらいます。送付先はお問い合わせよりお尋ねください。
動画のほうがわかりやすい人は動画をご覧ください
トラブル対処|ピカピカだったあの頃に戻りたい!|元に戻す
ダイナミックコインを使って演じていると、最初はピカピカだったのに、いつの間にかくすんでしまって、なんかボロボロな感じがするから演じる気がなくなった。そういった経験はないですか?
ピカピカだったあの頃
↓ ↓ ↓ ↓
購入したときと全く一緒とまではいきませんが、「輝きを取り戻す方法」もお伝えしておきます。
用意するもの
輝きを取り戻すには、必要なものがあります。※はなくても大丈夫です
※商品リンクはAmazonアフィリを使っています
- ピカール|金属磨き
- ティッシュ
- ゴム手袋
- ダンボール
- 両面テープ(肉厚、幅19mm)
- 割箸
- ※フェルトホイール|インパクト軸付き
- ※インパクトドライバー
磨き方
1.固定する
手で持って磨いてもいいのですが、テープで固定して磨いたほうが磨きやすいです。
まず、ダンボールに両面テープを貼り付けます。そこにダイナミックコインのタネの部分をはずし貼り付けます。
2.ピカールの液を塗って磨く
ピカールを開ける前にしっかり振ります。振らずに開けると、中の液が分離しています。必ずしっかりふってから開けてください。
ティッシュを2枚取り、四つ折りにします。ティッシュにピカールの液を塗布します。ピカールの液をダイナミックコインに塗り、しっかりと磨きます。しばらく磨いたあと、液のついていない部分で仕上げ磨きをします。
内側のタネの部分を磨くときは、綿棒や割箸などをつかって磨くと磨きやすいです。
リングも同様にピカールを塗布して磨いてください
写真ではわかりにくいですが、ピカピカになっています(右)
動画のほうがわかりやすい人へ
実際にピカールで磨いている様子が見たい方は、動画をご覧ください。動画では、時短でピカピカにする裏技についても解説しています。