今回解説するカードマジックテクニック(トランプ手品技法)は[簡単なトップコントロール]です。 難易度★★☆☆☆
手品を覚える上で、必ずマスターしなければいけない基本テクニックです。
この記事は
- はじめて手品を覚える方
- 身近にあるもので手品を披露したい
- カードマジック(トランプ手品)を覚えたい
- ちょっと練習のいる手品を覚えたい
以上に該当する方には、おすすめの記事です。
ぜひマスターして覚えてください。
目次
用意するモノ
- トランプ(紙製バイシクル推奨)1組
世界中のマジシャンが愛用するトランプの代名詞!世界最大のトランプ売上を誇る「U.S.プレイングカード」社の看板トランプです。
バイスクルトランプは、カード表面に独特な加工(エアクッション仕上げ)が施されており、とても滑りが良く紙製とは思えない高品質で、誕生以来100年以上経った今も高い支持と品質を守り続けるキング・オブ・トランプです。
パッケージの表記はSTANDARD(スタンダード)となていますが、こちらの製品は外箱のケースだけが新しいデザインに変更されたライダーバックのデックで、中のカードに変わりはありません。ケースの封入シールは黒色(USPC)になっています。
今回の練習では、必要ありませんが、
今後、カードマジックを真剣にマスターしようと考えている方にとっては、
テーブルマットは必需品となります。
表面はベロア仕上げで適度に高級感があり、裏面はゴムになっておりますので滑りにくい作りとなっており、適度な大きさなので持ち運びにも便利です。サイズ (約): 41.5cm x 32.5cm
準備
特に準備はいりませんので、
詳しい演じ方は、下をご覧ください。








トップコントロールとは
トップコントロールとは、カードマジックの基本テクニックです。
- お客様がカードを選ぶ
- デックの真ん中にカードをいれる
- カットする(トランプを混ぜる)
- お客様のカードがトップに移動している
といった流れになります。
文章で読むと
「なんだ、簡単じゃん!」
って感じですが、練習てみると難しさが分かるテクニックでもあります。
それではもう少し、
「簡単なトップコントロール」に関して、
詳しく解説していきましょう。
実演映像
実際に瀧川一紀が演じている映像をご覧いただけます。
演じている映像はコチラ
詳しい解説映像は、記事の下の方にあります。
トップコントロールのやり方
カードを裏向きで1枚選んでもらう

選んだカードを、左手のパケットから少し突き出るようにして持ち、お客様にカードを示します

選ばれたカードを左手のパケットの上に裏向きで置きます。

カードをインジョグする
※ここから選ばれたカードのみ赤 その他のカードは青色で撮影しています。
左手のデックの上に右手のデックを落とす。この時、左手の人差し指をデックの外はしにしっかりとあてておきます。


左手を少し前に傾けます。この時、左手の他の4本の指の力は、少し抜き気味にした方がやりやすいです。
こうすると、摩擦でお客様のカードの上のカードが少し手前に突き出た状態になります。
※手前にカードを突き出す状態をインジョグと言います

カードをカットする
次にインジョグより上のカードを2回に分けてカットします。
まずインジョグより上のカードの半分を持ち上げて、テーブルに置きます。


続いて、インジョグより上の残りのカードをすべて持ち上げ、先ほどおいたカードの上に置きます。
この時左手のトップにお客様が選んだカードがあります。


残ったカードをすべて持ち上げて、テーブルの上のカードの上に置きます。

テーブルのデックを持ち上げ、左手で持てば、お客様の選んだカードはデックの一番上に移動(コントロール)することになります

解説映像 簡単なトップコントロールのやり方・コツ
実際に瀧川一紀が解説している映像をご覧いただけます。
文章だけでは伝わりにくい、カードをコントロールする上でのスムーズな流れを実際の映像で確認いただけます。
詳しく解説している映像はコチラからご覧いただけます。










